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天然スイーツと呼ばれる【安納芋】が種子島産な理由

安納芋

天然スイーツとの異名がつくほど甘いサツマイモ『安納芋』 以前は希少価値が高く、収穫するとすぐに売り切れてしまうほどでしたが、 現在は通販でも手に入り、冷凍された商品が通年売られていたりと、一般的になってきました。 その『安納芋』 なぜそんなに甘いのか! なぜ種子島産なのか!?

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安納芋(あんのういも)とは

安納芋とは、鹿児島県種子島の“安納地区”で栽培されたサツマイモのことで、“安納地区”の安納をとって『安納いも』と呼ばれるようになりました。

平成10年に品種登録されて、『安納いも』の名が知れ渡るようになりました。

今では鹿児島県種子島の特産品として有名ですね。

種子島の西之表市・中種子町・南種子町の3市町と鹿児島県、JA種子屋久による「安納いもブランド推進本部」が平成22年7月29日に設立され、収穫されたいもの甘さの審査をおこなっており、その審査に合格したいもが『安納いも』として認定されます。

安納芋の一覧

安納芋の特徴

安納芋はとても甘く、食感も他のサツマイモとは全然違います。

なぜそれほど違うのか理由がありました。

安納芋はなぜ甘い!?

さつまいもには、甘さの元となる『ショ糖』という成分が含まれてるのですが、このショ糖の割合が他のさつまいもと比べてると圧倒的に多いのが特徴です。

安納芋は掘ってから3週間以上熟成させると甘さが最高になるため、栽培農家の方は、ある程度熟成させてから出荷しています。

そのためさらに甘く美味しい状態で家庭に届くわけですね。

安納芋の食感と糖度

安納芋は、高水分で焼くとまるでクリームのようにネットリとした食感になり、掘り出した直後の生の状態でも糖度は11~15度前後もあります。さらには、時間をかけてじっくり焼くと糖度が40度前後にもなります。

フルーツの甘さですね。

ダイエットにも最適な天然スイーツ

安納いもは糖度の割にカロリーは低く食物繊維も豊富ですので、

ダイエット中の方や女性にも人気です。

お芋ですから罪悪感なく食べられます。

食感は“しっとりとか“ねっとり”と表現されることが多いくらい。

芋というよりはスイーツ。

食べたことがある人はわかると思いますが、ほかのサツマイモとは明らかに違います。

なぜこんなサツマイモができるのでしょうか。

それは産地に要因があるようです。

安納芋の産地

安納芋の産地、『種子島』は鹿児島県の南にある、ロケット打ち上げ基地と鉄砲の伝来で全国的に有名な島ですね。

サツマイモの栽培にはじめて成功した場所が種子島といわれており

種子島の西之表市下石寺神社下に「日本甘藷栽培初地之碑」が建っています。

『安納いも』が種子島産な理由

種子島は高いところが少なく、平たい島なので島内にたっぷりとミネラルを含んだ潮風がまんべんなく吹き渡り、天然の肥料となっている。
種子島は海底が隆起して出来た堆積岩の島であり、太古の昔、海底だった種子島の地質は土中にミネラルが多く含まれている。
そこで育つ安納芋は、他の土地のお芋よりも糖度が高く、こくのある味になるのです。

この栽培に適した、他の土地にはない土壌・風土がもたらした産物『安納いも』

だから、種子島産なんですね。

安納芋の種類

鹿児島県種子島産のさつまいもには種類があります。

お芋の種類によっては、通販ではなかなか買えないものもあります。

安納芋 【安納紅芋】
皮は赤っぽく、中身はオレンジ色。
通常「蜜芋」と呼ばれているお芋はこの「安納紅芋」のことをいいます。
食感はジューシーでネチネチ感。

安納芋【こがね】(種子島JAでは「安納芋もみじ」)
安納芋(紅芋)から、皮の色が薄い芋を集めて品種改良した芋。

種子島JAで「安納芋もみじ」で登録商標されていますので、

農協以外に出荷するときは「安納こがね」と呼びます。
皮は安納紅芋より薄くて白っぽく、中身は黄色(オレンジっぽい)お芋です。

数年前までは幻の安納芋と呼ばれ、希少価値のあるお芋。

安納紅芋と比べて熟成が速く、痛んでくるのも早い。

種子島紫芋
「種子島ゴールド」という品種で、数ある紫芋の種類では
特に甘いお芋で知られています。(安納芋とは品種が違います)
皮が白く、中は食欲をそそられる鮮やかな紫色です。
紫芋の中でも、非常に甘い種子島ゴールドで、ほくほくした食感は
お菓子作り等にも最適で、種子島では男性に人気。
話題の抗酸化物質アントシアニンを豊富に含み、また食物繊維、
ビタミンCも豊富。
作っている農家は極端に少なく、栽培が非常に難しい品種です。

(出荷量は年々増えています)

安納芋の収穫時期・販売時期

さつまいもの収穫は、植え付けから約120日ぐらいといわれています。

安納芋の植え付け時期は、5月から6月くらい。
安納芋の収穫のピーク、つまり旬は9月から11月となります。

安納芋は掘ってから3週間以上熟成させると甘さが最高になります。

ですので、栽培農家の方は、ある程度熟成させてから出荷しています。

安納芋の一覧

安納芋の保存方法

安納芋の保存に適した温度は、13℃~15℃です。

冷凍保存する場合は、焼き芋などに加工してから保存した方がよいです。

お取り寄せができる安納芋

9月中旬~12月頃までの旬の時期にお取り寄せできる安納芋
天候などによっても左右されますが、9月中旬頃からお取り寄せできるお店もありますが、11月からというお店も多いです。

販売終了は早いところでは年内に売り切れてしまうお店もあります。

安納芋の販売期間は意外に短いので、お早めにどうぞ。

『特Aプレミア蜜芋』(幻の蜜芋)

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11月初旬頃から発送開始します。

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九州の旬の食材を扱う「まるがじり九州」

10月15日~12月21日まで販売しています。

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通年お取り寄せできる冷凍安納芋
旬の時期ではない時にもお取り寄せできる安納芋です。

冷凍されていますので、調理も簡単です。

安納芋のみを扱う専門店

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明太子で有名な『やまや』

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ふるさと納税
安納芋産地の種子島では、ふるさと納税の返礼品にも安納芋があります。

鹿児島県中種子町【うずえ屋】

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鹿児島県中種子町【永濱農園】

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鹿児島県西之表市

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南種子町

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無添加の天然スイーツ『安納芋』を味わってみてはどうでしょうか

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